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UNITED - NINE 結成25周年(2006年)を迎えた日本のベテランスラッシュメタルバンド、9枚目。 新ヴォーカリストとして元DEFAMEのNOB、新ドラマーとして元VACUUMのAKIRAを加入させ、新体制製作されたアルバム。 徹底したヘヴィネスとキレのあるスラッシュリフで暴走するスラッシュメタルサウンド。メンバーはおっさんなのにも関わらず(失礼!)もの凄いアグレッションとブルータリティで迫る、非常に攻撃性豊かな音だ。ツインリード体制のギターはキレたリフスラッシュリフはもちろんのことながら、不穏な空気を発するメロディリフ、SLAYERばりに狂ったギターソロ等、非常に尖ったサウンドを轟かせてくれる。それに負けず劣らずリズム隊ももの凄くドスの効いた迫力のあるものであり、内臓に響くかのようなどヘヴィネスサウンドだ。ヴォーカルもごつい咆哮スタイルである。楽曲に関してはストレート直球スラッシュメタルサウンドだが、プログレッシヴなテクニカルが楽曲展開・リフ展開を見せる場面が多く、非常にテクニカルな印象が強いサウンドとなっている。巧みな曲展開が不穏な雰囲気を煽られる、破壊性を露にしながらもその知的とも取れそうな楽曲構築の業はまさにベテランバンドだからこそなのではないだろうか。何度聴いても新しい発見が見つかる非常に濃密的なアルバムである。 KILL YOUR SENSE DEATHTRAP UNDERSEA SUFFERING THE SYSTEM OF TERROR TEARS BREEDING FEAR LAND OF BLOOD RETURN WELCOME TO MY PAIN
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登録日:2011/02/26(土) 05 25 44 更新日:2022/08/03 Wed 17 22 02NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 Not 100 Not ONE HUNDRED され竜 ぷらちなロンドンブーツ エジプト状態なラーメン カルディ ゲーム スーパーマリオRPG テレビ朝日 心理戦 愛すべきバカ達 淳無双 激辛地獄 禁じられた数字 調味料 テレビ朝日系列で放送されたロンドンブーツ1号2号のレギュラー番組『ぷらちなロンドンブーツ』で行われたゲーム。ロンブー+ゲスト2人でゲームを行う。 ロンブー淳が得意としているゲームで淳が罰ゲームをされたのは1度のみ。淳は何か秘策を持っているかもしれない。 準備する物は普通にスーパーやコンビニで買えることが(出費が多いが)可能でルールも簡単。興味がある人は是非友達とやってみよう。 ○ゲームの準備 料理一品 (大量の)辛い香辛料 これだけでゲームができる。 料理と香辛料の組み合わせは ピザ+タバスコ そば+一味唐辛子 ラーメン+胡椒 という具合にしよう。 真ん中に料理と香辛料を置き周りをプレイヤーで囲ったら準備完了。 図で表すと 人…プレイヤー ●…料理、香辛料を置いたテーブル 人 人●人 人 こんな感じ。 ○ルール 基本的には4人のプレイヤーで行う。 一人が香辛料を1〜3回料理に振りかけ次の番の人に渡す。香辛料を持っているプレイヤーは振りかけた通算回数を口でカウントしなければいけない。(例えば香辛料を二回振りかける時は「1、2、」と。次の人は『3』からカウントする。) 一振りの量は自由だが自分が罰ゲームを受けると酷い事になるので気を付けよう。 これを繰り返して通算100回目を振りかけた人(100をカウントした人)が負け。 罰ゲームとして香辛料たっぷりの料理を完食しなければならない。 罰ゲームをするのが嫌でスタジオを脱走する人もいた。 100を言ったら何か起きて罰ゲームを避けれるかもしれないと言う人がいるが何も起きるわけがない。 「ひゃ〜〜〜〜く 何も起こらへんわ!」 ○鍵となる数字 50 100の半分という事でこの数字をカウントした人は危険らしい。 97、98、99 このゲーム最大の鍵と言ってもいい数字。 これらの数字をカウントした人は罰ゲームを絶対に回避できる。 97、98をカウントする人は実質罰ゲームを受ける人を決める権限を握る。淳はこの役が大好き。 ここ辺りから心理戦が始まりプライドを捨てて罰ゲームされないようにお願いしたり、温泉のチケットで買収して罰ゲームを免れようとする人が現れる。 中にはあえて96でカウントを止めたバカがいる。 余談ではあるがスーパーマリオRPGのクッパ城に似たようなゲームがある。 こちらは2人で行いカウントは4回まで、21を言った方が負けである。 またナインティナインがパロディ番組のNot99をやった事がある。 100回目の追記及び修正をした人は香辛料山盛りの激辛料理が待っています。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これに似たゲームがパーティーゲームの本に載ってたことあったな。これ必勝法がなかったっけ? -- 名無しさん (2014-02-28 12 11 32) ↑2人までならどっちが先かどうかで勝負が決まるけど、3人以上になると完全な攻略法はない -- 名無しさん (2015-04-19 20 46 32) 名前 コメント
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- 1st:2006年2月14日「Sweet Snow」9nine 2nd:2008年6月4日「Show TIME」9nine 3rd:2009年10月21日「Smile Again」9nine 4th:2010年1月20日「ヒカリノカゲ」9nine 5th:2010年12月1日「Cross Over」9nine 6th:2011年3月9日「SHINING☆STAR」9nine 7th:2011年7月20日「夏 wanna say love U」9nine 8th:2011年12月21日「チクタク☆2NITE」9nine 9th:2012年1月25日「少女トラベラー」9nine 10th:2012年6月20日「流星のくちづけCUE」9nine 11th:2012年11月14日「イーアル!キョンシー feat.好好!キョンシーガール」9nine 11th:2012年11月14日「Brave」9nine 12th:2012年12月12日「White Wishes」9nine 13th:2013年2月6日「colorful」9nine 14th:2013年6月12日「Evolution No.9」9nine 14th:2013年6月12日「Evolution No.9-Dance Shot ver.-」9nine 15th:2013年11月20日「Re 」9nine 16th:2014年3月12日「With You/With Me」9nine *
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Nine
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千四百年の眠り/ Sleep in One Thousand Four Hundred Years 千四百年の眠り/ Sleep in One Thousand Four Hundred Years(1)(U)(U) エンチャント - オーラ エンチャント(クリーチャー) 千四百年の眠りが戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをタップする。 エンチャントされているクリーチャーは、そのコントローラーのアンタップ・ステップの間にアンタップしない。 エンチャントされているクリーチャーは、被覆を持つ。 参考 神霊廟-コモン
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購入場所・・・FW 評価・・・福 ブランド・・・NINE 内容 ブラックのチュニック(すごく、かわいい◎) ブラックのパーカー(欲しかったので◎) ベージュのニットワンピ(普通にかわいい◎) ベージュのカーディガン(普通にかわいい◎) カーキーのレース地ロングスカート(ブーツと合わせるとかわいい◎) ブラックのタンクトップ(夏使用だけど、カッコイイ◎) 以上です。捨て服なしの福でした。 【評価】福 【ブランド】NINE 【金額】 10K 【購入場所】 FW 【中身】 ○パープルのダウンジャケット(フェザー×ダウン) ぱっきとしてるくせに渋くて 色がうけるけど、何とか着れるw。 ○グレーロングニット タイトで体のライン綺麗にでる。 ○黒春物ワンピ ウエスト部分がゴムで無駄に細く見えるから得かも。 △ネイビー、パーカー 家着に○ 予想外にアウターがあったので福w。 【評価】福~まぁまぁ 【ブランド】NINE 【金額】 10K 【購入場所】 FW 【中身】 ○・福袋用ニットワンピ(黒) 形はまぁまぁかわいいので着る △・福袋用スウェットパーカー(紺) ウニ黒でもいいと思う ○・7部袖のワンピ(ベージュ) 割とかわいい!胸元が大きめのVカット だからすっきり汁。いやらしくないフリル付 ○・シルクキャミワンピ(黒) お腹部分から裾にかけてラインストーンがいっぱい。 普段こんな系は着ないけど、何だか嬉しかったので○ でもアウター入っている人とかいたから、果たしてどうなのか… そもそもFWは鬱が多 -
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Alice Nine(アリスナイン) 公式 【メンバー】 Vo. 将(しょう) Gu. ヒロト Gu. 虎(とら) Ba. 沙我(さが) Dr. Nao 【所属】 事務所:PS COMPANY レコード会社:キングレコード 【注意】 バンド名の表記が「アリス九號.」から最近変わっている。 モッシュ・逆ダイ・ヘドバンあり。 最近の曲は上に飛んだり拳が多いけど、昔の曲はフリがあります(ボーカルがやってくれるので心配ないです) モッシュは慣れてないファンが飛んでくることもあるので注意しましょう。 最近の暴れ曲はもっぱら折りたたみなので雪崩の心配は少ないものの、逆ダイが始まったら慣れてない方は下がるのが吉。 ファン層は中高生中心ですが幅広いです。 咲きOK・デスヴォも多いです。 手扇子ありですが曲によってはやっていると敬遠されます。 暴れる曲から聴かせる曲まで幅が広いのでセトリが予想しにくいですが、基本的に自由にノッて下さって構いません。 アットホームな空気が特徴なので、たまに聞き取れないボーカルの煽りも温かく見守ってやって下さい。 【定番曲】 (暴れ曲) RAINBOWS、ヴェルヴェット、九龍-NINE HEADS RODEO SHOW-、RED CARPET GOING ON、Drella、極彩極色極道歌、百花繚乱 (軽く体を動かしたり飛んだりする曲) 華、the beautiful name、ブループラネット、春夏秋冬、平成十七年七月七日 (フリ曲) ハイカラなる輪舞曲、銀の月黒い星、朱い風車、華一匁 【動画】 http //www.youtube.com/watch?v=g3bBEr-4lsY Rainbows 華(PV) 九龍-NINE HEADS RODEO SHOW-(PV) 【当日のセトリ】 1.the beautiful name) 2.春夏秋冬 3.九龍-NINE HEADS RODEO SHOW- 4.TSUBASA 5.RAINBOWS 6.平成十七年七月七日
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【呼称】NINE、ないん 【使用デッキ】(◎:デュエル動画ランキング) 2013 魔導フォーチュン 【デッキ紹介】 #1 #17 クライス #5 #9 ガスタ #6 デュアル #14 H-Cペーテンデュアル #16 忍者宝玉 #18 2014 ギアギア幻獣ハーピィ #19 デュアル魔轟ぽいやつ #20 ブラパラジャンクドッペル(仮) #22 植物デュアル #23 祭壇クライス #24 星邪のデーモンヌート #25 #28 FBAでなんかするやつ #26 爆風ライザー #27 2015 星邪のデーモンヌート ◎1 【出演動画】まめ汰 sデュエル!、デュエルステーション! 【twitter】https //twitter.com/nineeeeeeeee9 【備考】調律をよく落とす 名前 コメント
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【Tags Gakupo Luka tA tO (бεб)P H】 Original (Luka version) Original (Gakupo version) Music title 百年先もずっと English music title A Hundred Years From Now On / One Hundred Years From Now On Romaji music title Hyaku nen Saki mo Zutto Music Lyrics written, Voice edited by(бεб)P Music arranged by (бεб)P Singer(s) [Luka version] by 巡音ルカ (Megurine Luka), [Gakupo version] by 神威がくぽ (Kamui Gakupo / Camui Gackpo / Gackpoid) Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by motokokusanagi2009): I wonder if you still remember What we swore on that night? It s hard for me to look back on it Because I still love you As time goes by, everything drifts farther Even every single memory we had Ten years, a hundred years from now on I don t wanna lose this feeling Little by little, our ordinary days are falling apart Because I didn t wanna lose anything I hurt you badly If I can t go back to the old days Please let me stay here I don t wanna go away any farther Ten years, a hundred years from now on I swear I ll love you I don t want anything but to be with you If you ever forget about me I won t lose this feeling Ten years, a hundred years from now on You are my beloved Even if you lose me in the passing of time A hundred years, a thousand years from now on I swear I ll love you Romaji lyrics (transliterated by vgboy / vgperson): kimi wa mada oboe teru kana ano yoru kawashita kotoba furi kaeru noga tsurai nowa mada anata ga itoshī kara toki no nagare ga subete o oshi nagashi te ashiato sae mo keshi te shimau no jū nen saki mo hyaku nen saki mo zutto kono omoi dake wa kie nai de sukoshi zutsu kuzure te yuku ari fureta kimi tono hibi nanimo ushinai taku naku te kimi no subete o kizu tsuketa modore nai nara semete koko ni isase te mō kore ijō hanare taku naio jū nen saki mo hyaku nen saki mo zutto aishi tsuzukeru to chikau kara mō nanimo motome tari shinai wa "kimi ga iru" sore dake de īno kimi ga watashi o wasure te shimattemo kono omoi wa kie wa shinai yo jū nen saki mo hyaku nen saki mo zutto kimi wa watashi no taisetsu na hito toki no nagare ni subete o nomi komare te watashi no koto o miushinattemo hyaku nen saki mo sen nen saki mo zutto aishi tsuzukeru to chikau kara
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再会 ~A Hundred Miles~ 「俺がここに来たのは、二つやらなきゃならん事があるからだ。」 神田を前にして栗原がそう切り出す。 そんな台詞が出るのははもう何度目かだ。大抵、神田が馬鹿なことをやらかした時に栗原はそれを言うことが多い。 「一つはこの基地を日本一精強にする事。もう一つは何だと思う?神田2佐」 「・・・わからん・・・いや、思いつきません、司令。」 そう訊ねられた時、神田は必ずそうごまかすようにしていた。 テーブルを挟んだソファに腰かけたまま神田を見つめる栗原の目が鋭く光った。 「それはな・・・、お前をまっとうな社会人に教育しなおす事だ。」 それは栗原が基地への初登庁の途中だった。 いや、正確には「基地司令」として赴任して、最初の出勤の日の事である。 その栗原を乗せたVIP用の官用車、所謂その黒塗りをゲートの直前のカーブから猛スピードで追い越ししていった一台の車があったのだ。 「な・・・なんという事を。」 あまりの出来事に司令の隣にいた副官が思わずそう声を漏らした。 車を操縦していた人間はその服装から明らかに隊員とわかる。それが黒塗りをぶっちぎって行く事などまず有り得ないからだ。 「あれは・・・誰だ?」 と、何気なく栗原はそう訊ねてみる。誰であれ今日から自分の隷下となる人物には違いない。その人となりが気にならないわけではない。 黒塗りをぶっちぎって行った車は真紅のロードスターだった。それが白のカローラとかならともかく、狭い社会なので目立つ車の所有者は大抵特定されている。 「あの車は・・・飛行隊長のですな、おそらく。」 副官は半分冷や汗状態でそう回答する。飛行隊長と言えばVIP扱いにならないまでもそれなりの地位の人間だ。きっぱりと司令に報告するのが適切かどうか彼には判断がつきにくかった。しかし、あれだけ目立つ車なのだ、ここで嘘をつく事は後々自分のためにならないと彼は判断した。 「ふぅん。こういう事をする人間なのか?」 「あー、えぇと。後で調べて報告いたします。」 司令からの詰問に、副官は逃げの手を打った。 「いや、報告はいい。経歴と人事書類だけデスクに投げておいてくれ。」 「・・・了解。」 そうこうしているうちに黒塗りはゲートに辿り着いた。 官舎から基地までの風景を、懐かしいなと思いながら彼は見ていた。 彼にとってこの基地での勤務は2度目になる。前にここに居たのは遠い昔の事。かれこれ20年、いや25年は過ぎただろうか。風景は何も変わらない。道途中にコンビニができたくらいだ。畑と民家が続く県道を、官舎から基地まで車で15分。 変わったのは自分の立場だけか、と心の中で苦笑しながら栗原は警備隊が立ち並ぶゲートを通り過ぎていった。 一方・・・。 「あーーー、やべぇ。俺またやっちまったよー。」 と、飛行隊のオフィスにはそんな叫びが響き渡っていた。 「隊長、うるさい。」 そう叫んだ人物の人間性を知り抜いているのか、そこに詰める隊員はすでに飛行隊長の行動を驚きもしなければ、軽くあしらう事を覚えた者も居る。 「何やったんスか。」 「忘れ物っスか?」 「そうだ、忘れ物っていやぁ、こないだ貸した白手早く返して下さいよ、隊長。」 と、あちこちからそんな声があがる。 いささか情けない話だが、それだけ彼が「人」として慕われている現われだろう。 「るせぇ、お前らには関係ねぇよ。」 とそう言って、彼は頭を抱え込んだ。 「やべー、超やべー。」 と一人ぶつぶつ呟きながら。 と、そんな時。 「隊長、副官室からお電話です。このまま回します。」 と、一番端のデスクにいる隊員から声がかかった。 「げっ・・・。」 来たか・・・、と彼はおそるおそる受話器をとった。 「・・・了解。今から行く。」 と言って、電話を切りざま立ち上がった彼に、また隊員からの野次が飛んでいた。 「あー、隊長、また何か悪い事したんでしょー。」 「うるさい、うるさい。お前らとっととブリーフィングでも始めてろ。」 と彼が歩き始めると、一人の隊員がこんな事を口走った。 「でも、そう言えば基地司令って今日から変わるんでしたよね?」 その言葉に、彼は足をとめた。 「え・・・、今日からだっけか?」 「確か。」 「げっ、初日からやっちまったぜ、俺・・・。今度こそおとなしくしてようと思ったのに・・・。」 前の司令とはそこそこ上手くやっていたものの、彼の「飛行隊長」としての評判はあまり芳しくなかった。飛行隊長というのは操縦の腕前だけ立派であれば勤まるってものでもないだろう、と前の司令からはよく諭されていたものだ。定年間際のじいさんで、彼から見ればフライトコースは何期か上にあたる。なかなか寛大な所もあって、彼の無茶苦茶な部分を上手くカバーしてくれていたのだった。その前司令にも言われていたのだ。今度は空幕から若いのが来るからお前とは衝突するかもしれん、と。 だから、なるべく印象をよくしておこうと思っていた矢先だった。 彼自身、上層部との衝突はとりたてて気にしないタイプの人間なのだが、やはり部下の事を考えると、隊長という立場上そうそうバカな事もやってられないのだ。 「あー、どんな人なんだろう・・・。やべ、すっげ怒られてキレちゃったらどうしよう俺・・・。」 「隊長、そんなにヤバイことしちゃったんですか?」 と、そんな彼の様子に部下の声もだんだん不安をはらんだものになってくる。 それに向かって、 「いや、お前らが心配するような事じゃねぇよ。とにかく、行ってくる。」 と、飛行隊オフィスを後にしたのだった。 基地司令の執務室には、エライ人の部屋が大抵そうであるように絨毯がしかれ、大きな執務用のデスクがあって、そしてその傍らに応接セットがある。 栗原はその執務用デスクの方にはいなくて、ソファに腰かけていた。 その前の机にはファイルされた人事書類が一冊開かれた状態でおかれていた。 コンコンと、ノックの音が聞こえて司令は視線を落としていたその人事書類をパタンと閉じる。 「失礼します。」 副官がそこに入ってきて、来訪者があることを告げた。 「来たか。いいよ、通して。」 その返事に副官は一礼して後ろに下がる。入れ替わりに飛行隊長が室内に足を踏み入れた。 「失礼します。」 と、神田が礼儀正しく入って来たのに向かって、 「お前、朝ちゃんと間に合うように余裕を持って起きれんのか。」 と、開口一番、基地司令の口調はきつい。 だが、その声にもイントネーションにも、ましてその口調にはひどく聞き覚えがあった。懐かしいとさえ思えるような。 「あっ!」 その人物に思い当たって、神田は思わずそう叫んだ。 「あっ、じゃないよ。朝俺の車をぶっちぎって行ったのは、あんただろ。神さん。」 ニヤっと笑いながらに司令は顔を上げる。それもまた見覚えのある懐かしい顔だ。 「栗原・・・。」 「久しぶりだな、神田。ここで再会するとは思わんかったぜ。」 「なんだ、出世しちゃったのね、栗原さんてば。」 「お陰様で。なんとか人並みにだな。」 しばらく懐かしさもあって、お互いにあの時代から後の経歴の自慢をしあった。そのほとんどは聞けば呆れるような武勇伝だったのだが、それを突っ込みあうのもまた久しぶりの会話だ。 「ところで神さん。」 「あん?」 「この基地は何時に始まるかわかってるか?」 と、栗原は不意に今朝のことを蒸し返した。 今の栗原から見れば神田とて大事な部下の一人だ。毎朝あんなバカな事をさせるわけにはいかない。 「・・・一応・・・。いや、でもホラちゃんと間に合ってるんだし。」 「あほぅ。昔と違うだろ、昔と。間に合えばいいってもんじゃない。お前だって立場ってモンがあるだろうが。」 かつては二人して遅刻スレスレにゲートを通過したこともあった。その原因のほとんどは神田にあったのだが・・・。そして今のように黒塗りを追い抜いてかつての司令に呼び出されてどやされた事も度々ある。 「そろそろ、大人になんなさいよ。もう定年前なんだから。」 ため息まじりに栗原がそう言う。 「やーだね。何が定年前だよ。まだあと1年以上もあるわ。」 「ふーん、一年ね。じゃあ、せっかく俺がここに来たんだ。ちゃんと定年の日まで監督してやるから、覚悟してな。」 「は・・・はははは・・・。」 と、引きつり顔で乾いた笑いで、けれど神田はおそらくその時に新しい冒険の始まりを感じていたのかもしれなかった。 それは栗原も同じ事で。 たとえ立場が変わってしまったとは言え、二人の距離は変わっていなくて、また出逢ってそれを確信したから。 「笑ってごまかすな。まぁ、またよろしくな、神さん。色々迷惑かけると思うけど。」 「こちらこそ。」 差し出された栗原の手を神田は握り返す。 「とりあえず、明日から7時半には出勤しなよ?」 「えー、じゃあ朝起こしてくれる?」 「あほか、一人で起きろ。」 後にはまた、昔と変わらない二人の会話が続いていた。